皆さんは愛犬の食事にトッピングしていますか?
「食べないから仕方なく」という方も多いのではないでしょうか?
しかし、このトッピング、実はワンちゃんにとって、健康面で大きなメリットがあるのです。
今回は、ドッグフードにトッピングが良い理由についてお話します。
また、トッピングの内容についてもおすすめなものをご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
トッピングをおすすめする理由
トッピングには、こんなメリットがあります。
理由を知れば、これまでのトッピングのイメージが変わるはずです。
食欲が増す
病気になったり、加齢の変化で食欲が落ちてしまったりしたとき、最も大切なのは、フードの細かい成分ではなく、「よく食べて栄養を摂り、体を維持すること」です。
そんなときトッピングをすることで、よく食べるようになることがあります。
高齢犬の場合は脱水になりがちなので、そうした意味でもウェットやフレッシュフードのトッピングは健康維持に役立ちます。
水分補給ができる
ドライフードを与えている場合、トッピングをすることで、無理なく水分摂取量を増やすことができます。
結石が出来たことがあるワンちゃんは、特に再発防止のため水分補給が必要ですが、自分からお水を飲んでくれないことも多いですよね。
そんなときにトッピングすることで、簡単に水分摂取量を増やすことが可能です。
現在、結石で療法食を使っているワンちゃんは、療法食を使う必要がありますが、ウェットタイプもあるので、そちらを取り入れるのもおすすめです。
便秘解消に役立つ
水分補給にも関係することですが、便秘気味のワンちゃんにはトッピングが非常におすすめです。
便秘を解消するためには、ワンちゃんも人間と同様、「水分」「食物繊維」「乳酸菌」を積極的に摂ることが重要です。
トッピングを行うことで、これらをすべて摂ることが可能になります。
水分については、水単独で与えると尿として排泄され、便秘の解消にはつながらないこともあります。
一方、スープなど、食べ物と一緒に摂ることで便に水分が含まれやすくなるため、便が柔らかくなり、スルッと出るようになります。
食物繊維についても茹でた野菜をトッピングすることで多く摂ることが出来ますし、少量のヨーグルトを入れれば乳酸菌も摂取できます。
食の幅が広がる
子犬の頃に食べたものを好んで食べるワンちゃんは多いです。
ただ、毎回のように主食のフードを変えるのは大変ですし、お腹の調子が安定しないなど体質に不安がある場合、フードをガラッと変えるのは心配ですよね。
そんなときにもトッピングがおすすめです。
まずは、今お使いのフードにほんの一口だけトッピングをしてみて、便の状態に変化がなければ少しずつ量を増やして与えてみましょう。
こうすることで、手軽に色々な味や食感のものを食べさせることができます。
色々なタイプのフードや食材を食べられるようにしておくことで、災害対策にもなります。
愛犬の食事を充実させることができる
見落としがちなことですが、ワンちゃんにとって食事は楽しみの一つです。
飼い主さんとのコミュニケーションの機会でもあります。
愛犬が美味しそうに食事をする姿が嬉しくない飼い主さんはいないはずです。
毎日の食事を充実させることは愛犬の幸せに繋がり、それを見ている飼い主さんの幸せにも繋がるのです。
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トッピングの分量は?
「トッピングの量が多くなってしまって栄養面が心配」という飼い主さんは多いです。
どれくらいが適量なのか解説します。
総合栄養食ならワンちゃんの好みの割合でオッケー
食事全体のカロリーは、ワンちゃんの体型や代謝に合わせて適量に調整する必要があります。
しかし、ドライフードのトッピングとして、総合栄養食のウェットフードや手作りごはんを使っている場合、栄養的には特に割合を気にする必要はありません。
ただし、水分量には差が出るため、便の状態を見ながら、丁度良い割合を見つけてみてください。
一般食、手作り食は2割以内に
「一般食」と書かれたものはおやつだと考えてください。
また、ささみなど単一の食材を与えている場合も量が多過ぎると栄養が偏ります。
こうした一般食、手作りのトッピングは食事全体のカロリーの2割程度にとどめましょう。
カロリー計算に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
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私がおすすめする商品はこちら!
「栄養の偏りが心配」という飼い主さんのために、トッピングとしておすすめのフードをご紹介します。
これからご紹介するのは栄養バランス抜群のフレッシュフードとウェットフードです。
ワンちゃんの体調や好みに合わせて選んでみてください。
ペトコト-PETOKOTO FOODS
PETOKOTO FOODS(ペトコトフーズ)
総合評価 | Aランク |
対象年齢 | 全年齢対象 |
カテゴリ | 総合栄養食 |
価格 | 単品価格:7,780円 定期価格:7,090円 初回割引定期価格:4,962円 ※12袋(1.8kg)の場合 |
種類 | 4種類 チキン/フィッシュ/ビーフ/ポーク |
安全性 | 国産素材・国内工場生産 無添加(保存料・着色料を使用していない) |
特徴 | フード診断があって愛犬に合わせて選べる 米国の獣医栄養学専門医がレシピ開発 お客様サポートが充実 |
公式サイト | PETOKOTO FOODS |
徹底分析 | 詳細はコチラ |
PETOKOTO FOODSは、国産食材をメインに栄養学を専門とした獣医師がレシピを開発したドッグフードです。
素材、栄養ともに申し分ないクオリティのフレッシュフードといえるでしょう。
種類もチキン、ビーフ、ポーク、フィッシュの4種類があり、ワンちゃんの好みに合わせて選ぶことができます。メニューが豊富で嬉しいポイントです。
犬猫ごはんではペトコトフーズの成分や口コミを徹底調査しています
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Welfoo Dog Food
※画像引用:https://welfoo.com/
総合評価 | Aランク |
対象年齢 | 全年齢対象 |
カテゴリ | 総合栄養食 |
価格 | 単品価格:5170円 定期価格:4,653円 初回割引定期価格:3,619円 |
容量 | 1.5kg(150g×10袋) |
安全性 | 国内工場生産 無添加(保存料・着色料を使用していない) |
特徴 | 「はぴねす乳酸菌」使用 パウチなので常温で保存ができる |
公式サイト | Welfoo Dog Food |
まだあまり聞いたことがない飼い主さんも多いのではないでしょうか?
Welfoo Dog Food(ウェルフードッグフード)は、人も食べられる食材を使用し、食品工場で作られたウェットタイプの総合栄養食です。
パウチになっているため、フレッシュフードでありがちな冷凍庫がパンパンになってしまうということもありません。
栄養バランスをみても他のウェットフードと異なり低脂肪となっていたり、、乳酸菌配合で消化に配慮されていたりするので、脂質が気になる子、お腹の調子を崩しやすい子にも安心です。
どうしても市販のフードを食べないときは
ワンちゃん用に栄養バランスの整ったフードを食べさせることが栄養成分的には理想ですが、どうしても食べてくれない子も中にはいます。
そういった場合には、栄養バランスを考えながらも「量を充分摂ること」を優先させます。
食事全体のカロリーの2割を超えて手作りのものを与える場合には、次の割合で食材を組み合わせると栄養バランスが整いやすくなります。
肉・魚:野菜:米・パスタ=2:2:1
肉や魚は脂身でない部分を使用し、必ず火を通してください。
野菜は、キャベツ、カボチャ、サツマイモ、ブロッコリー、大根、人参などをワンちゃんの好みに合わせて使います。
野菜の種類については、市販のレシピ本を参考にするのも良いでしょう。
炭水化物としておすすめなのは、お米を炊いたごはんです。製造過程で塩を使わないので、パスタでも良いです。
うどんが好きなワンちゃんも多いですが、塩分が多いため、ワンちゃん用に塩分を使っていないものを選ぶようにしてください。
できれば、1週間を通して少しずつ食材を変えると栄養バランスが良くなります。
まとめ
ワンちゃんの食事へのトッピングは、健康面でも精神面でもメリットが大きく、とってもおすすめです。
是非、うちの子の楽しみや健康増進のために取り入れてみてください。