日経トレンディの「2022年ヒット予測ベスト30」に堂々の18位に選ばれ、注目を集めているフレッシュフード!
2023年1月にはココグルメさんがテレビCMをするなど、ますます利用される方が増えそうですね。
今回は、そんな新ジャンルの手作りペットフード「フレッシュフード」の魅力やおすすめの商品を紹介したいと思います。
フレッシュフードとは
まずはフレッシュフードについて、ご紹介します。
フレッシュフードといっても明確な定義があるわけではなく、
・冷凍で販売
・複数の商品ラインナップ(チキン、ポーク、お魚など)
・人と食品と同じレベルの原材料を使用
・人の食品工場で製造・管理
・酸化防止剤・保存料等の添加物不使用
といった特徴を持っていることが多いです。
フレッシュフードの魅力
見た目からとってもおいしそうなフレッシュフードですが、その魅力について見ていきましょう。
栄養バランスが良い
手作りフードを作るときに大変なのは栄養バランスを整えることではないでしょうか?
毎日のレシピを考えて、さらに栄養バランスも…となると実際にとても大変で、手作り食にあまり好意的でない獣医さんも非常に多くいます。
その点、フレッシュフードの多くはAFFCOの定める総合栄養食の基準を満たしているものも多く、主食やトッピングに使っても必要な栄養素をバランスよく摂ることができます。
水分量が多い
フレッシュフードは食材に含まれる水分を保持したまま製造されるため、水分量がとても多いです。
具体的には、一般的なドライフードは約10%に対して、フレッシュフードは約70~80%のものが多くなっています。
食事から水分を摂取することができるので、なかなか水を飲んでくれないわんちゃんにとってもおすすめです。
嗜好性が高い・食いつきが良い
フレッシュフードは新鮮な食材がそのまま使用されているため、味や香りがよく食いつきが良いと評判です。
わんちゃんの場合は嗜好性は嗅覚によるものも大きいため、すこし温めてあげることによってより喜んで食べてくれるようになるでしょう。
フレッシュフードの欠点
フレッシュフードの魅力がたくさんあることがわかりましたが、欠点ももちろんあります。
保存が大変
冷凍で保存する必要があるため、自宅の冷凍庫で保存する必要があります。
大量の商品を購入してしまうと、冷凍庫の中身がぱんぱんになってしまうため注意が必要です。
定期配送の場合は配送ペースを変えられるため、わんちゃんにあったペースで配送期間を調整しましょう。
価格が高い
フレッシュフードは人と同じ基準の食材や衛生管理をしているため、ドライフードに比べると高価です。
安全面や品質面を考えると、どうしても高価になってしまいますが、毎日の食事はわんちゃんの楽しみでもあります。
主食としてだけでなく、トッピングとしての利用もおすすめですので、家計とも相談しながら取り入れるのがよいでしょう。
トッピングする際のおすすめのドライフードに関してはこちらに記事も参考にしてみてください。
おすすめ手作りごはん-フレッシュフード-7選
今注目のフレッシュフードを7種類紹介していきます。
PETOKOTO FOODS(ペトコトフーズ)
総合評価 | Aランク |
栄養素 | |
原材料 | |
添加物 | |
獣医師評価 | |
対象年齢 | 全年齢対象 |
カテゴリ | 総合栄養食 |
アレルギー | グレインフリー →チキン・フィッシュ 単一たんぱく質 |
安全性 | すべての原材料を明記 国産食材をメインで使用 国内食品工場で生産 |
価格 | 【12個パックの場合】 通常価格:6,900円 定期価格:6,210円(10%off) 送料:880円 初回割引価格:4,962円(30%off) |
サイズ展開 | 【12個パック】 1.8kg(150g × 12) 【24個パック】 3.6kg(150g × 24) 【36個パック】 5.4kg(150g × 36) |
1食の価格 | 約294円/食※ |
カロリー | 【BEEF】150kcal/100g 【CHICKEN】148kcal/100g 【PORK】144kcal/100g 【FISH】152kcal/100g |
特徴 | 犬のフレッシュフードのパイオニア 米国の医栄養学専門医がレシピ作成 パッケージに名前が入る 4種類のカロリーが同じくらい 食べられなかった場合は全額返金 |
公式サイト | 公式サイトで詳細をみる |
調査記事 | 獣医師による徹底レビュー |
※12個パック 定期便 成犬 3kg 避妊去勢済み で計算
食材をカットして素材を活かし加熱調理したフレッシュフードです。
総合栄養食であり、栄養素のバランスが整っているためトッピングだけでなく主食にもおすすめ。
原材料は、基本的に国産で産地を限定しており、出どころが明確という点で安心です。
添加物は、栄養バランスを整えるためのものを除き一切使用していないので、肝臓など臓器への負担は少ないといえます。
肉、魚をそれぞれ単独で使用しているため、アレルギーのあるわんちゃんでも使いやすいでしょう。
ココグルメ
総合評価 | Aランク |
栄養素 | |
原材料 | |
添加物 | |
獣医師評価 | |
対象年齢 | 全年齢対象 |
カテゴリ | 総合栄養食 |
アレルギー | グレインフリー 単一たんぱく質 |
安全性 | すべての原材料を明記 国産食材をメインで使用 学校給食を作る宮城県の食品工場で製造 |
価格 | お試しBOX(3個セット):980円
【16袋セットの場合】 |
サイズ展開 | 単品3袋セット(100g×3個) 単品8袋セット(100g×8個) 単品16袋セット(100g×16個) 定期16袋セット(100g×16個) |
1食の価格 | 約338円/食※ |
カロリー | チキン&ベジタブル:121kcal/100g ポーク&ブロッコリー:144kcal/100g フィッシュ&パンプキン:91kcal/100g |
特徴 | 犬の手作りごはん売上No.1 初回980円でお試し可能 吉田鋼太郎さん出演のテレビCM放送 |
公式サイト | 公式サイトで詳細をみる |
調査記事 | 獣医師による徹底レビュー |
※チキン&ベジタブル 定期便 成犬 3kg 避妊去勢済み で計算
食材を低温調理し、素材を活かしたフレッシュフード!
お試しBOX(3個セット)は1000円以下なので気軽に試せておすすめ!
総合栄養食であり、栄養バランスも整っているので主食としてもトッピングとしても利用可能です。
食材は国産食材を中心に使っていて、ハツやレバーなど内臓や甘味の強いさつまいもやかぼちゃも入っており、ワンちゃんにとっては非常に魅力的なフードといえるでしょう。
フレッシュフード全体にいえますが、「チキン&ベジタブル」「ポーク&ブロッコリー」には脂質が中程度含まれます。お腹の調子を崩しやすい子や膵炎の既往歴がある子は、慎重に与えましょう。
ワンデリ東京(WAN-DELI-TOKYO)
総合評価 | Aランク |
栄養素 | |
原材料 | |
添加物 | |
獣医師評価 | |
対象年齢 | 全年齢用 |
カテゴリ | 一般職 #9のみ総合栄養食基準に準拠 |
アレルギー | #2,3,5,6,7はグレインフリー |
安全性 | すべての原材料を明記 国産食材をメインで使用 国内食品工場で生産 |
価格 | 単品:780円 定期(12個セット):8,509円 送料:990円 |
サイズ展開 | 単品(120g) 定期12個セット(4種類×3セット) |
1食の価格 | 約432円※ |
カロリー | #1:84kcal/100g #2:144kcal/100g #3:124kcal/100g #4:113kcal/100g #5:98kcal/100g #6:101kcal/100g #7:176kcal/100g #8:116kcal/100g #9:106kcal/100g #10:67kcal/100g |
特徴 | 業界最多の10種類 無添加(栄養剤も不使用) 食材数が豊富で食材のみで栄養バランスを整えている |
公式サイト | 公式サイトで詳細をみる |
調査記事 | 獣医師による徹底レビュー |
※#7 定期便 成犬 3kg 避妊去勢済み で計算
100%人用の食材を使用した手作りフード。
全部で10種類と種類が豊富なため、ワンちゃんの好みに合わせて選ぶことができます。
また、フードをローテションして食を楽しむことを推奨しており、個人的には好み。
無添加にこだわり、香料や着色料、保存料だけでなく栄養剤も不使用。
ただし、一般食となっているため、栄養面を考えて基本はトッピングで与えることを推奨です。
トッピングは、食事全体のカロリーの1~2割程度にするのが良いでしょう。
犬猫生活 フレッシュフード
画像引用:https://inuneko-seikatsu.co.jp/より引用
総合評価 | Aランク |
栄養素 | |
原材料 | |
添加物 | |
獣医師評価 | |
対象年齢 | 全年齢対象 |
カテゴリ | 総合栄養食 |
アレルギー | グレインフリー |
安全性 | すべての原材料を明記 国産食材をメインで使用 国内食品工場で生産 |
価格 | 初回:1,480円 定期便:6,358円 送料:880円 |
サイズ展開 | 150g×10個セット |
1食の価格 | 約560円 |
カロリー | チキン:96.8kcal/100g ポーク:109.3kcal/100g 真鱈:80.2kcal/100g |
特徴 | 1/6個の小分けになっている。 |
公式サイト | 公式サイトで詳細をみる |
調査記事 | 獣医師による徹底レビュー |
※チキン 定期便 成犬 3kg 避妊去勢済み で計算
ドライフードでおすすめしている犬猫生活さんから発売された手作りごはん!
3種類ともグレインフリーで穀物アレルギーのワンちゃんでも安心して与えることができます。
ビタミン・ミネラルなどの栄養にかかわるものを除き無添加なので、消化に優しいと言えるでしょう。
25g×6個で1パックなので、小型犬のこには少量のトッピングに使いやすいところも嬉しいですね。
栄養面をみてみると、総合栄養食となっていますが、3種類とも少しタンパク質が多めです。
そのため、腎臓病などタンパク質制限があるワンちゃんは、避けるのが無難でしょう。
バディフーズ
総合評価 | Aランク |
栄養素 | |
原材料 | |
添加物 | |
獣医師評価 | |
対象年齢 | 成犬用 |
カテゴリ | 一般食 総合栄養食の基準に準拠 |
アレルギー | 単一タンパク質 |
安全性 | 使用している原材料の仕入先や製造先を全て開示 |
価格 | 12袋:6,336円 18袋:8,118円 24袋:8,976円 36袋:13,464円 48袋:17,952円 |
サイズ展開 | 黒毛和牛:145g 鶏ささみ:200g 豚もも:180g さば:150g 低脂質チキンケア:217g 早期腎臓サポート:180g |
1食の価格 | - |
カロリー | すべて1袋200kcalに統一 |
特徴 | 取り扱い病院300以上 療法食レベルを実現した低脂質のごはん 早期、軽度の腎臓病用のごはん |
公式サイト | 公式サイトで詳細をみる |
調査記事 | 獣医師による徹底レビュー |
※成犬 3kg 避妊去勢済み で計算
使用している原材料の仕入先や製造先を全て開示していることから産地の透明性こだわったフードです。
栄養バランスについては、一般食ですが、AAFCOの基準に準拠しています。
ただし、全体的に高タンパクなので、タンパク質に制限があるワンちゃんは、使用を控えましょう。
また脂質も全体的に多いため、膵炎の既往歴があるワンちゃんやお腹の調子を崩しやすいワンちゃんは控えた方が良いでしょう。
容量が全種類200kcal程度になるように包装されており、使い勝手がとってもよいです。
低糖質、腎臓病用のごはんも用意されていたり、病院での取り扱いもあるようなので、かかりつけの先生と相談しながらご飯を与えられるのも良いポイントだと思います。
まとめ
フレッシュフードの魅力やおすすめの商品を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ドライフードに比べたら少し高いというデメリットもありますが、愛犬を大切に育てている飼い主さんほど、フレッシュフードの魅力に気が付き、満足度は非常に高いと思います!
今回紹介したなかで気になる商品がありましたらぜひ試してみてください。